序章 ~中学③年秋🍁~

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深蘭中学3年3組教室 昼休み、教室でまったりしている晃に、後ろから声をかけてくる男がいた…! 陣「おい!こ~う!お前、やっぱり、流先輩と同じ深城南に行くんか⁉」 それは、晃の幼なじみであり、恋女房である、真崎陣だった。 晃「んっ…?決まってんじゃねぇか‼深城南に行くよ😃まさか、お前も来るんだろう?」 陣「あぁ!また、俺たち二人でバッテリーを組もうぜ‼」 晃「そうだな・・・(しばらくの間が空き) なぁ…陣…」 陣「んっ?なんだ?」 晃「鋭次に投げたあの球(準決勝でホームランを打たれた球のことを言っている)…本当にホームランを打たれるほど、球威がなかったのか…?後から聞いた話だが、あの球…俺のMAXの球速だったらしいじゃねぇか…? しかも、内角低めの打ちにくい球だった・・・ それを、いとも簡単に…しかも、バックスクリーンを越えられちまった…‼ なぁ!陣!答えてくれ‼あの球は、俺の球の球威がないから打たれたのか⁉」 晃は、いつになく、真剣な表情で陣に問いつめた…‼ 陣は、少し間を空けてから、口を開いた…。 陣「馬鹿言ってんじゃねぇ😠‼あの球…今までのお前の中で最高の球だったよ😃 あれを打った鋭次の方を褒めてやるしかねぇ😔 あの球をホームランに出来る奴なんて、今の中学生にそうはいないはずだ😃 だから、自信を持っていいんだぜ‼」 陣は、晃をなだめるように力説をした…。 晃「そっか‼そうだよな‼鋭次だから打てたんだよな‼ よし‼陣‼深城南に行って、レギュラーを取れるように、練習が必要だな⚾🎵」 晃は、単純なのか、陣の一言で完全に機嫌を取り直したようであった😃
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