186人が本棚に入れています
本棚に追加
深蘭中学3年3組教室
昼休み、教室でまったりしている晃に、後ろから声をかけてくる男がいた…!
陣「おい!こ~う!お前、やっぱり、流先輩と同じ深城南に行くんか⁉」
それは、晃の幼なじみであり、恋女房である、真崎陣だった。
晃「んっ…?決まってんじゃねぇか‼深城南に行くよ😃まさか、お前も来るんだろう?」
陣「あぁ!また、俺たち二人でバッテリーを組もうぜ‼」
晃「そうだな・・・(しばらくの間が空き)
なぁ…陣…」
陣「んっ?なんだ?」
晃「鋭次に投げたあの球(準決勝でホームランを打たれた球のことを言っている)…本当にホームランを打たれるほど、球威がなかったのか…?後から聞いた話だが、あの球…俺のMAXの球速だったらしいじゃねぇか…?
しかも、内角低めの打ちにくい球だった・・・
それを、いとも簡単に…しかも、バックスクリーンを越えられちまった…‼
なぁ!陣!答えてくれ‼あの球は、俺の球の球威がないから打たれたのか⁉」
晃は、いつになく、真剣な表情で陣に問いつめた…‼
陣は、少し間を空けてから、口を開いた…。
陣「馬鹿言ってんじゃねぇ😠‼あの球…今までのお前の中で最高の球だったよ😃
あれを打った鋭次の方を褒めてやるしかねぇ😔
あの球をホームランに出来る奴なんて、今の中学生にそうはいないはずだ😃
だから、自信を持っていいんだぜ‼」
陣は、晃をなだめるように力説をした…。
晃「そっか‼そうだよな‼鋭次だから打てたんだよな‼
よし‼陣‼深城南に行って、レギュラーを取れるように、練習が必要だな⚾🎵」
晃は、単純なのか、陣の一言で完全に機嫌を取り直したようであった😃
最初のコメントを投稿しよう!