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｢アレンはエクソシスト
私はノア
二つの存在は決して交われないわ!!｣
｢どうしてですか？｣
｢いつかは殺してしまうもの
いつかは…
私かアレンのどちらかが
いなくなってしまうもの…
私達の先に待つものは破滅なの!!!｣
ほとんど泣き叫ぶようにまくし立てる私をアレンは静かに見つめていた。
｢私達は出逢うべきじゃなかった!!
あの時私が教会にいなければ
あの時AKUMAを倒したエクソシストがアレンでなければ
私達が…
ノアとエクソシストでなければ……
私達は間違いなのよ…｣
泣き崩れるように言った私を見ていたアレンは静かに答えた。
｢なら僕が犠牲になればいいですか？｣
｢!!
何を…言ってるの？｣
｢いざとなれば僕が貴女の代わりに犠牲になります｣
｢そんなの｢僕は貴女の笑顔を守りたい。その為ならこの僕の命…いくらでも捧げてあげますよ｣…｣
｢…本気で言ってるの？｣
｢貴女がそう望むのなら…
世界の流れや神の為にあっさり死ぬのは嫌ですけど、貴女が僕との時間を選んでくれるなら喜んで犠牲になりましょう｣
アレンはそう言うとまたいつものように微笑んだ。
｢さあ…行きましょう｣
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