蝋燭『2本目』

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+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- そして、もうひとつ。 前の家に住んでる時に、言わないでくれた母に感謝したくなるような話です。   「夜寝ていると、誰かに足を触られた。 祖母の時と違って寒気がし、目が覚めた途端に金縛りにあった。」   「しばらくして、別に日にまた夜寝てる時、誰かに首を触られた。」   「あれはホントに怖くて、寒気がした。あれから首を出して寝れない。」   って言うんです。   言われて見ると、母は(寒がりなせいもあるが)夏でも冬でも厚手のお布団を、首までかけて寝ていました…。 +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
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