黒い羽根

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生まれてきてすぐは 白い羽根がある 荒波にのまれて いつからか黒くなる   信じられるものなんて 広い世界の一握り その一握りさえ みつけるは 難しすぎていて   黒い羽根をばたつかせ 飛び散る カラスの羽根の様に ふりまいた不幸を 誰かにうつれば いいなんて 意地の悪い心殺して   朝日が登る前に 言いたいことがある どうせ誰も聞きゃしない だろうけどね   変えられないんじゃない 弱虫がここに 嘆いているだけ どうやったって うまくいかずに   黒い羽根をばたつかせ 闇空を目指した 誰も問い掛けないけど このままゆくよ さようなら   黒い羽根はやがて 藍色へとかわるだろう 白い羽根と混じって   黒い羽根をばたつかせ 闇空を目指した 誰も問い掛けないけど このままゆくよ さようなら
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