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僕の声は聞こえてる?
眩しい君へ届いてる?
「雲雀ッ!!」
バタバタと大きく手をふり、満面の笑みで僕の名を呼ぶ愛しい君。ちょっとウザいけど。
「何?別に待って欲しくなんかなかったけど。」
ジロリと上目に睨みつける。彼には全くきいてないって事ぐらい知ってる。…そこがまたムカつく。
「ぬぅ、俺は極限に雲雀と帰りたかったんだ!!」
うぉぉおぉ!!と五月蠅い雄叫びを上げながら大声で叫ぶ。全くもって恥ずかしい。そして全くもって間抜けだ。
こんな彼て付き合ってるなんて学校の奴等に知れたら全員噛み殺さなきゃ気が済まない。そのくらい恥ずかしい。
悶々と考えてたら、いつの間にか手を引かれていた。僕、手を引いて良いなんて了承してないけど…と口に含んだ言葉を飲み込み、手を繋いだ二人、放課後の校舎を後にした。
いつもの道を二人で歩く。
……
「や、やっぱり京子ちゃんのお兄さんって雲雀さんと付き合ってたんだあぁ!!」
…偶然の目撃者三名。
「だ、大丈夫っスよ十代目!あいつらの怪しい関係なんか想像出来ないじゃないっスか!!」
「ははっ、怪しい関係って、そんな事考えてるお前が一番怪しいぜww」
「なっ!!うるせ-ぞ野球馬鹿!!」
「おいおい、馬鹿は無いだろ-ww」
眼前でイチャつく二人組、まだ姿の見える通学路のカップル。そして、
「恋人居る奴等全員死ねば良いのにww」
静かに切れる最強の十代目ww
*********
帰り道は共に
****
並んで歩ければ
いつもの道が違ってみえる
雲了が最近のマイブームww
破天荒な雲雀と脳天気な了平が大好きだ。で、ギャグしか書けない俺って…orz
もっとラブラブさせたかった…(撃沈
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