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血の色が違った。 医者から何時も驚いた顔された。 看護婦さんが僕の血に集中し過ぎて注射器から溢れるほどの量の血を盗られた事があった。 皆揃って顔を歪ませた。 皆より少し違う血が嫌いだった5時間前の僕。 今この血の意味を知った瞬間誰よりもその血が好きになりました。
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