夜勤明け

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田舎町の工場に最近勤めだした俺、神田裕一(かんだ ゆういち)は 特に目標もなくただ毎日仕事をしている20歳の若造だ、 裕一「たくぅ、世間では日曜で仕事休みだってのによぉ」 と、愚痴をいいながら一人2月の寒い夜勤明けの朝を車で帰っていた。ところが今日の帰宅はいつもと違っていた。運転中にタバコに火をつけようとした瞬間、 裕一「わっ!」 ガシャンと言う音とともに大きな振動が体に伝わってきた。
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