*退学*

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専門学校に入学してから一年。 学校には行かなくなっていたので、私もサクも単位が足りず学校から退学を言われる前に二人で退学届けを提出した。 父親は行かない奴の為に金は払えないと退学したコトには何も言わなかった。 一度だけサクと父親を会わせたが父親はサクに 『夢を追うのは素敵なコトだけど娘を巻き込むな』と言ったらしい…私はアトから知ったのだが… 学校を辞めてから私とサクはバイトを始めた。 私はショップ店員。 サクはパチンコ屋の遅番。 すれ違いの生活が始まった。 この頃から歯車が狂い出した。
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