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過去を振り替えれば…たくさんの思い出達が蘇る。
だけど…その思い出は…悲しみの嵐なんだ…。
あの時あの白い病室で君は最後に僕の手を握り締めていた。
もうあるはずのないその精一杯の力で。
雪のように白い肌…細い体…何もかもが愛ぉしくて何もかもが思い出になっていて…現実を受け止めようとしなかった…受け止めたくなかったんだ…怖かったから…現実を受け止める事が出来なかった…この日までは…!
だけど…過去はもう振り替えらないと僕は僕の中で決心した…。だから…もぅ迷わずに前に進もうと一歩踏み出したんだ…。
だけど…君程に愛ぉしぃと思う人は…現れる事はなかった。
そして今年もまた君が星になったあの日の悲しい季節が訪れようとしている。
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