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「ねえねえねえねえ、行ってみようよっ、楽しそうだよ?」
私の肩を小刻みに叩きながら顔を少し斜めに傾けつつ話しかけてくるこいつの名前は『キキ』。
「だって封印の儀式とか楽しそすぎるでしょっ!やらなきゃそんそん♪どうせ夏休み入るんだし、いこー?ねーお願いっ☆」
私とキキは、オカルト・心霊同好会に入っている。
と言っても3年生は大学受験を控えているし、1年生は誰も入ってこない為に現在活動しているのは二年生の私とキキだけである。
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