きっかけ

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「お~っ、やる気っすね♪この儀ッ式はー、島の鬼を封印する為のものらしいよー☆」 鬼…。今も鬼はいるんだろうか。 「そっかぁ…。」 「そうと決まったら、今すぐ出発の準備をしてく~ださいっと♪ じゃ!また明日ねー☆」 キキはそう言って聴いた事のない鼻歌を歌いながら教室からでていった。 キキがいなくなった教室を見回してみる。 当たり前だが誰もいない。 外は黒く、黒板には誰かのイタズラ書きがある。 ん?外が暗い? 時計をみると6時をすぎていた。
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