始まりの日

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始まりは楓が転校してきた事から始まる 小学校高学年のある日いつもみたく学校に行くのがかったるくて二度寝すっかってベットに入ると 「おら~起きろ~学校行かねぇと悠里がキレんぞ」 幼馴染みのカイとユウヤだ 「かったりぃよ今日はバックれだ」 窓から顔出して俺が言うと カイとユウヤのほかにもうひとり居る事に気付いた 悠里だ顔真っ赤にしてキレてる やばいと思った俺は 「わ~ったよ行くよ今支度すっからちと待ってくれ」 急いで支度してみんなと合流 「なぁ知ってるか?」急にカイが言ってきた「あ~今日転校生が来るんだよね」 悠里とトモヤがうなずく 「転校生?知らねぇつか興味ねぇわ」 「相変わらず冷めてるねぇ」 みんなが突っ込んできた 学校に着いて朝のホームルーム 先生が入ってくる 「今日はみんなに報告がある」 先生はそう言うと扉の方をみて 「入ってきな」 そう言って扉が開く みんなが一斉に扉に釘付けになる 「お~~」 男子の歓声が上がる そこには髪の長いかわいい女の子がいた 「男子静かにしろ~じゃあ自己紹介よろしく」 先生に促され彼女は自己紹介を始めた 「初めまして久世楓です」 めちゃめちゃ簡単な自己紹 その後「あ~席はな愁お前の横だ」 「はぁ?俺の横?」 俺が不機嫌に言うと 「うっさい黙れ」 先生の一言 そうこうしてるうちに楓は隣りに来た 「よろしくね」 「はいよ」 めんどくせぇと思ってても決ってしまったからなぁ 半分諦めて適当にバックれようと考えてた
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