始まりの日

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三時間目が終わって カイ達が来て 「さて今日もバックれますか」 「そうだなバックれとくか」 そう言って席を立つ俺をチラッと見て楓が笑ってた 「お前も来るか?」 トモヤが声かけた 来るわけねぇだろよ そう思ってたら 「良いの?行きたい」そう言ってついて来た 訳わかんねぇやつそれが俺の印象だった そうしてるといつもサボる屋上について煙草を一本 普通なら止めるだろって事なのに楓はニコニコ俺らを見て居た 「普通駄目だよとか言わない?まぁ言われても辞めないけどさ」 カイが笑いながら言った 「私が言っても辞めないだろうし楽しそうだから邪魔したくないんだ」 そう言って笑う彼女はほんとに不思議な人だった 思えばあの時既に心奪われていたんだと思う
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