第一章

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まぁ俺の家なら一々あの嫌々ハイキングをしなくて良さそうだな。 「分かったよ。良いぞ俺の家で」 「じゃ決まりね」 ハルヒは腰に手を当て、さぞ満足げに言葉を発した。 「皆も文句は無いわよね」 「は、はいぃ…大丈夫ですぅ」 そういえば、このおどおどした娘は朝比奈みくるさん。 胸がデカくて、メイド姿の良く似合う先輩だ。 そして今年には三年生になった。 「以後同文です」 こいつは古泉一樹、何時も毎度のニコニコスマイルを撒き散らしている。 「…私も……構わない…」 そしてこの妙に魂の抜けていそうな、無口な娘は長門有希だ。 さらには……最後に涼宮ハルヒだ。 皆が知っているあのハルヒだ。 いつも強気で強情で自己中な女。 しかしハルヒがいないと、何か物足りないしな俺達に取っては必要な人間だ。 しかし…皆は知っていたか? 朝比奈さんは未来人長門は宇宙人古泉は超能力者……と言う真実を…。 さらにもう一つ教えてやろう我等がSOS団現団長涼宮ハルヒは、神だ―――。                                             
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