名無し

2/2
前へ
/6ページ
次へ
もう何日歩いただろう。もう何日食事をしていないだろう。喉も渇いた。どうやら神も自分を見捨てたらしく、恵みの雨すら降らない。 真っ暗な道、まるで自分しか存在していないようだ。夜は時間がわからない「この夜は明けるのだろうか?」 不安を抱きながら、いつものように、適当な所で、適当に眠りについた…
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加