第5章すれ違いの二人。

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先に駅に着いたのは賢吾だった。駅の中には、同級生の憫菟がいた。 「賢吾。」 「憫菟、妛途菜見なかったか?」 「見てないけど。」すると後ろから妛途菜が歩いて来た。 ねぇそれよりお腹空いてない?近くの食堂でなんか食べようよ。 「味噌ラーメン二つと、餃子二つ。」 「なぁ本当に妛途菜見なかったか?」 「見てたら賢吾に教えてるわよ。」
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