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変化
バイトを始めて2ヶ月ほどたって初めて達希の笑顔をみた。
そのとき綾は
『この人こんな顔も出来るんだ』と感じた
そんなある日のこと綾はドジをした。
片づけの最中綾の手から食器が落ち…
パリ~ン
と床に落ちた。
綾の周りにガラスの破片が飛び散った。
しばらく…立ち尽くすしかできなかった
「…壊しちゃった」
ありのままの感想しか言えない綾の前からちりとりとほうきを持った達希がきた。
「ケガはないな?」
「…はい。すいませんでした」
「ならいいけど気を付けろよ」
と言って床を掃除しはじめた。
『見た目より怖くない』
そのときだとおもう
恐怖感が無くなったのは。
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