~不思議な日々~

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このマンションは戦争時病院として使われていたこと。 そのときの患者は近くが小学校のためか子供が多かったこと。 このマンションが建ってから子供が一人遊んでて鍵を閉められ出れなくなり、なくなったこと。 それをきっかけに覗き窓ができたこと。 そのときの子は私がよく遊んでいたあの子とよく似ていたこと。 正直どれが本当でどれが嘘かはわからない。 でも少なくても私にとっては本当と考えるのが一番楽だった。 だってどっちにしても私には頭の中にある過去の真実しかないのだから。 今思えばこれは私の不思議な日々の始まりに過ぎなかった。。。
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