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そんな不思議な日々が過ぎ、何事もなかったかのように私は小学生になっていた。
あの不思議な出来事も頭の中での夢となりかけていた時、学校の上級生の人から肝だめしに誘われた。
普段は夜の学校は閉まっているのだけれど、その日はたまたまPTAの集まりがあり、私もその集まりにお母さんとついてきていた。
お母さん達の目をかいくぐり、私達はいつもより真っ暗で長く感じる廊下に、吸い込まれるように歩いていった。
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