~不思議な日々~

2/12
前へ
/16ページ
次へ
家の近くで遊んでいる幼稚園にも入らないまだ幼い私に初めての友達ができた。 彼女は私より少し大きく、まだ幼い私には理解できないような事も知っていた。 きっとこの人には新品のランドセルが似合うだろう。 大人になった今でも顔は思い出せる。 黒髪の長髪で笑うと目が細くなって口ジワができる。 今でいうちびまるこちゃんだった。 彼女はいつも家の近くのマンションにいた。 何時にいってもずっと同じ所に座っていた。 そして私をみると目を細め、白い歯を私に向けいつも遊ぶ砂場に走っていった。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加