『切開』

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やっと式典が終わり、再び教室へ向かう。 教室の手前で、秋子が声をかけた。 『今日から よろしくね。 それから…よくも チクッテくれたな… お ぼ え と け…』 私の耳元で そぅ囁き秋子は去って行った。 全身から 血の気がひいた… その時悟った… 悪夢再び… 心の傷が再び開いた…
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