めいぷる物語~君と出会えて~

6/80
前へ
/89ページ
次へ
家に帰っても、ずっと机にふさぎ込んでいた。ご飯は、喉を通らない、口にいれても吐いてしまう。 すると、ケータイが鳴った。電話だ。 「もしもし?」 『もしもし、レンだけど』 レンからだ。 「うん」 『今から、少し会えないかな』 「どこに行けばいいの?」 待ち合わせ場所は、ショーワの廃墟となった美容院。私は急いで、フルーツ牛乳で向かった。
/89ページ

最初のコメントを投稿しよう!

61人が本棚に入れています
本棚に追加