カブシ絶望

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「…そうか、あいつ本気じゃなかったんだな……そしてあいつしゃべれたのかぁ……‼」 保健室のベッドで、カブシは頭を押さえていた… 「あんなに強いなんて…オレ…勝てねえ…」 「ちょっと!どうしたんだよ…勝てるよ」 「そうだな…絶望してもしょうがない…一週間か…オレは修業の旅に出る!」 カブシは、絶望に打ち勝った‼ 「そうか…頑張れよカブシ!」 「一週間後、強くなって帰ってくるぜ‼保健室の先生!ありがとう!」 「もう怪我いいの?」 「はい。大丈夫です」 二人は、保健室を出て、校門に向かった。陽はもう傾いている。 「気をつけてなカブシ!」 「おぅ‼」 カブシは、ガッツポーズをして、旅にでた。 「それにしても、保健の先生スゴいな…カブシあんなに怪我してたのに…1日で治したし……それに、旅立ち止めなかったし……」 一週間後、カブシがどう変わって帰ってくるか、アキラは楽しみに待つことにした。
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