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「あぁ、明日やっとカブシが帰ってくるのか~」
登校中、アキラは、晴れわたった空を見上げた。
朝は、気持ちよいものである。
ちょっと眠いケド
アキラは、教室についた。
自分の席に座ろうとしたとき、ふとカブシの席を見た。
「カブシは明日帰って来……んん?」
カブシの席に誰かが座っている。
(誰だろう?カブシじゃないなぁ…明日帰って来るんだし……??転校生か??)
アキラは、そろそろとカブシの席に向かった。
顔を覗き込んだら…
「よっ!アキラ!」
と言われた!
アキラは、突然の事に驚いた…
「…え?どちらさまですか??」
「おいおい……親友の顔を忘れたのか?」
アキラは、じぃ~っと顔を見た。
「!!…カブシ!!」
な、なんとカブシであった‼
「どんだけ変わったんだよ汗」
よく見ると、カブシの面影がある…
「日焼けしたからなぁ…」
「…えぇ‼」
そんなに変わるもんなのかぁ‼とアキラは心の中で叫んだ。
びふぉあ
(残念ながら、お見せ出来ませんm(_ _)m)
あふたぁ
(残念ながら、お見せ出来ませんm(_ _)m)
カブシは、日焼けし、髪型も変わり、(アキラは、今まで、こんな髪型は見たことがない)筋肉も盛り上がって、別人のよう……というか、別人だった。
「どんな修業したの!?」
「山にこもって、超生命体と戦いまくってた。」
「へぇ…」
「約束は、明日だよな?」
「うん…」
「よし、今日は、のんびりしよ~~…」
ガン💥
カブシは、机に突っ伏した。
カブシは寝た
「何しに来たんだ?」
アキラの質問は、もはやカブシには届いてなかった。
カブシはすでに、いびきをかいていたのだ……
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