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放課後
「不思議だなぁ…外見は、全く別人なのに、中身は同じカブシだなんて…」
「え?あぁ、これ仮の姿だから…」
「は!?…さっき日焼けしたとか言ってたじゃん!!」
「悪い悪い…さっき眠くてさ……」
カブシは、そのことについて、説明し始めた。
「山でさぁ、なんか眠っていた力が解放されたんだ。それがこの姿。強いんだけど、体に負担が大きいから、慣らしてるのさ~」
「…もう、なんでも有りだな……てことは、もとに戻れると?」
「あぁ、いつでも。戦いが終わったら、戻るさ。」
アキラは、安堵した。
「明日は頑張れよ…学校の命運が決まるんだからな…」
「そうだな…勝てるといいな…」
カブシは、晴れわたった空を見上げた。
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