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朝
空は、少し曇っており、湿った風が吹いていた…
カブシは、学校の校庭に足を踏み入れた…
「台風でも近いのか?」
本日の授業は、カブシの戦いが始まりしだい、強制的に終了となる
教室
「カブシ…エネルギーは感じる?」
「…いや、まだだ…」
通常授業が行われていた…
四時間目
12:00
「…来た!」
カブシは、グラウンドに出た。
ゴキブリは、すでにグラウンドに来ていた…
両者は、サッカー用に引かれてあるセンターラインを挟んで、構えた……
カブシが先に口を開いた
「よう!しっかり修業してきたぜ!」
「………」
「お前がしゃべれるのは、知ってるさ」
「…フフフ…楽しみにしていたよ……強くなったようだね…別人のようだ……」
「お前も修業したのか?」
「してないよ……ただ、戦いを挑んできたバカなセクトキャッチャーを4人ほど倒したけど……」
「前回の借りは返させてもらう…」
「できるかな?」
ヒュォォォ💥
風が少し強くなった……
アキラは、他のみんなと共に、教室の窓から見ていた……
「……がんばれ…」
「さぁ、ゴキブリ…そろそろやるか?」
ゴキブリは黙っている…
「…どうした?怖じ気づいたか?」
「その顔……どこかで見たぞ…」
「…は?そりゃオレだろ?前に戦っただろ……」
「……思い出した。ガークか……」
「ガークだと⁉…俺の親父だ……」
「そうか?似てる訳だ…」
「…どうでもいい事だ…さっさとやるぞ……」
ドン💥
ついに、両者のオーラが吹き出した…
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