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「ぅぅ……」
「カブシ‼」
「おれは…また負けるのか………」
カブシの体は、ガタガタだった……
「終わったか…まぁ少しは楽しかったよ……さて一応……………殺しておくか!」
ブーンとゴキブリは浮き上がった……
「カブシ!逃げろ‼」
「…へへっ……もう終わりか……」
カブシは、もう動こうとしなかった……
「じゃぁな……アキラ……ありがとう……」
「なに言ってんだよ‼やめろよそういうの‼‼」
「フフフ…諦めたようだね……お望み通り殺して………ん?」
カブシとゴキブリの間にアキラが立ちはだかった‼両手を広げて‼
「殺させはしない……カブシは………オレの親友だ‼」
「なら、君から死ぬか?」
カブシは、アキラをどかせようと話しかけた…
「…おいアキ…」
ズジャ💥
ゴキブリが、アキラの体を貫いた‼
「なっ…‼」
アキラは、赤く染まった…
「ゲホゲホ‼…カ…ブシ………」
アキラは、吹っ飛んだ……
カブシを飛び越して……
「アキラァァァ‼‼‼‼‼」
カブシは立ち上がって叫んだ!
「フフフフフフ……」
アキラはぐったりして動かない……
そこへ、クラスメートが飛び出してきた‼
「おい‼アキラ‼しっかりしろ‼」
「アキラ‼アキラ‼」
カブシはアキラを見て固まっている
「おい‼カブシ‼安心しろ‼アキラは俺たちが保健室に連れて行く‼」
「………………」
「…カブシ?」
「…………たのむ………」
カブシは、小さく呟いた………
クラスメート達がアキラを運び去ったあと、ゴキブリがしゃべりだした………
「フフフ…バカだね!あいつ!」
……………💥
「………」
「なんだって??」
「……さんぞ……ゆる…さんぞ………許さんぞぉぉぉおお‼」
カブシの体から、ダムが決壊したように金色のオーラが噴出した‼‼
「ぅぉぉぉぉぉぉぉおおお‼‼‼‼」
ビュゥゥゥゥォォォオ💥💥
風が強く吹いてきた……
ビシッ…ビシビシッ💥💥
雷がなりだした‼
風はドンドン強くなる‼‼
「ヴォォォォォォォオオオオ‼‼」
ピカッ💥
ドォォォオオオオン💥
雷が近くに落ちた‼
ドォォォゥゥゥゥ……💥
風がやんだ………
「おい‼あれを見ろ‼」
クラスから声が上がった‼
ゴキブリも目を疑った‼
グラウンドの真ん中に立っていたのは………!!
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