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「待て!」
全員、声がしたほうに振り向いた。
そこには…カントー最強のジムリーダー、グリーンが立っていた。
さすがに男たちは動揺を隠しきれない様子だった。
そして…故郷を破壊されたグリーンさんの目が激しい怒りに満ちていることがわかった。
「……許さんぞ、貴様等ぁぁぁぁ!!」
怒りに叫ぶグリーンさん。
「う…ミュ‥ミュウツー!やりなさい!」
リーダーの男はミュウツーに命令したがこんどはミュウツーの体が吹き飛んでいた。
なんだ?何かがミュウツーに体当たりした?
そう思ったところでグリーンさんのウィンディが姿を現した。
「…たとえサイコキネシスだろうとウィンディの“しんそく”にはかなわない。」
…凄い。あの化け物を圧倒している。
「まだだ!“かみくだく”!」
間髪入れずにウィンディはミュウツーに攻撃を仕掛ける。
ウィンディに噛み付かれたミュウツーは今までにないような苦しい表情をみせ、少し甲高い鳴き声をあげた。
そしてこんどこそ完全に動かなくなった。
「…な、なんと…!こ…こんなことが!そ…そんな…」
オレも驚いていた。ミュウツーをたった二発で仕留めるなんて。
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