ワカバタウン

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「おまえのガッツ、よーくみせてもらったよ。晴れておまえもパーティの仲間入りだ!」                    キーッ!キーッ!                ヒコザルは嬉しそうになきごえをあげた。                 その時くさむらからまたポケモンが飛び出てきた!             胴長ポケモン、オオタチだ。こちらを睨んでいるようにも見える。                  「なるほどね…仲間の敵討ちってワケか。 いいぜ、受けてたってやる。見とけ!ヒコザル! これがおまえの仲間だ!」            そう、コイツが俺の一番の相棒!                     「いくぞ!グレッグル!」            飛び出すと同時にグレッグルはすでに攻撃態勢に入ってる。 ダテに長年一緒にやってきてるわけじゃないさ。              「どくづき!」                 オオタチの腹にグレッグルの拳が刺さる。                 しかし、相手もかなりのレベルらしい。                 怯むこともなくオタチより更に長い尾をグレッグルにたたきつけてきた。               受けとめろ! と言わなくてもグレッグルはなんなくその攻撃をガードした。                    俺はそのあとの攻撃を指令すればいい。                  「リベンジ!」                 グレッグルは尾を掴み、そのままオオタチを投げ飛ばした。                     そして直ぐ様間合いを詰める。                      そう、何も言わなくてもグレッグルには次やるべき行動がわかっているんだ。             「とどめだ!おいうち!」            倒れたオオタチに思い切りグレッグルの一撃が入り、オオタチは動かなくなった。                       そして、捕獲。これで二体目。 「わかったか?ヒコザル。何も言わなくてもグレッグルには俺の考えている事がわかってる。 つまり、指令によるロスがない。おまえも早く俺と心を通わせれるようになって…真の相棒になってくれ。」 ヒコザルは、再び尻の炎を猛らせ、それに答えた。
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