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しかし、リフレクターは予想以上に固く、大したダメージにはならなかったようだ。
そこでロズレイドが動いた!
ソーラービームがニューラを捕らえ、ニューラは戦闘不能に。
そうか、この夜中じゃ光を集めるのにも時間が要る。
だからリフレクターを張って間合いに入ってくるのを待ってたんだ。
…レベルが高い。何者だ?
赤い髪の青年が話し始めた。
「チッ、負けたか。しかしわかんねーな。
なんでお前みたいな奴が…こんなことを。」
「ハハハ…きみには分かりませんよ。シルバーくん。
僕は別に破壊が目的で行動しているわけじゃないですから。」
シルバーって言うのか。
赤髪のほうは。
シルバー「じゃあなんで…なんでお前がロケット団にいるんだ!!」
―――その瞬間、俺の血が凍った。
あの男がロケット団?
アイツが…。あの野郎が!
赤髪の青年…シルバーは鳥ポケモンに乗って去って行った。
それを見届けたコートの青年はヨシノシティのほうに歩きだした。
逃がすか、逃がしてたまるか!
俺は男のあとをつけることにした。
さっきのバトルを見るかぎり、多分レベルに差がありすぎる。
ついていって、せめてアジトだけでも見つけだしてやる!
三十分ほど歩いただろうか。男が急に立ち止まった。
男「ここらでいいかな…。
出てきなよ。ストーカーさん。」
!バレた…?
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