動く理由

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ここはヨシノシティのポケモンセンター。                 ベッドにはミツル…さっきまで俺が戦っていた男が眠っている。                   なぜこんな状況になったかと言うと…。                                          あの後、キルリアが倒されその後の話。                  男「勝負あり、だね。 すごい楽しかったよ。また戦おう。 僕の名前はミツル。シダケタウンの…アレ?トウカシティかな?ま、いいか。 とにかくミツルだ。」              「…いいのかよ。ロケット団が名乗ったりなんかして。」                      ミツル「さぁ?いーんじゃない?」 そう言うとミツルはニコッと笑った。                   わかんねぇ…。なんで…なんでコイツがロケット団なんかに?        あ、さっきのシルバーって人と同じ事考えてる。 きっとあの人もこんな気持ちだったんだな。                ミツル「じゃあ、ぼ…くはもう……!?」                 ? そう言いかけてミツルはその場でよろけた。                そして         血を吐き…、その場で倒れた。                                                                      …………で!今こんな状況になっているワケで…。                         どうしようか…警察に突き出したほうがいいんだろうか?                      でも…なんでだろう。コイツは、ミツルは悪い人間じゃない。そんな気がする。                        わからないけど…戦ってみてそう思った。                 …これは思い違いなんだろうか?                     もし思い違いなら、大変なミスを犯したことになってしまう。                    いきなり見つけた怨敵をみすみす逃がすことにもなりかねない。                   わかってはいるのに、身体が動かなかった。    その時、ミツルが目を覚ました。
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