いつもと同じ

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いつもと同じ、今日もまた学校へ行き、授業を受け、そして家に帰る。 そんな繰り返しの毎日に俺は嫌気がさしていた。 俺の名前は江戸川バーロー、探偵さ。 と言うのは俺のジョーク。 俺は駄洒落が大好きな厨二病、名前は天山良。 今日も一日ぐいっと行こう! そんな気持ちで今日もアリナミン…いや、高いから安い、グロンビターを飲み学校へ登校。 車で。 徒歩じゃないよ。 今日も気持ちよく挨拶はしない。 挨拶は恥ずかしい、俺の名前はシャイボーイの探偵、江戸川バーローさ。 と言うのは俺のジョーク。 俺は駄洒落が好きな、名前は天山良。 探偵さ。 今日も俺はシャイボーイ。 こんな自分にも嫌気がさす。 みんなはカポーやマブ達を作り、毎日楽しそう。 …別に俺は寂しい訳じゃない。 だって俺、一人じゃないもん。 でも彼女は欲しい。 募集中。 そんな話は今は良い、そんなこんなで学校へ登校する。 またくだらない一日が始まる。 そう思っていたのは俺だけだろうか。 しかし、今日は胸が変に痛む、これが邪気眼に目覚めし者の力なのか。 それは俺にはわからない。 ただの動悸、息切れかも知れない。 しかし、俺はただならぬ殺気をさっきから感じている。 それだけは紛れも無い、紛れる必要は全く無いのだが、感じている。 今まさに何かが起こる気がしてならない。 そんな気がしてならない。 ならない。 ならない。
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