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【ほんと?じゃあ沙夜の家に行ってもいいかな??(>_<)】
【いいよー☆あたしも今家に帰ってる途中だから、ユミが来る頃には着いてるよ(^-^)】
【よかった♪♪じゃあ今から行くね(^O^)】
【はーい♪待ってるょん☆★】
「…よしっと」
ユミにメールを送信したのを確認してから、携帯をパチンと閉じる。
ユミの相談って何だろう…
そんな気持ちからか、
家へと向かう足取りも早くなっていった。
そしてそれから30分後―
━ピンポーン
家に帰って、ちょうど部屋に入ったところでインターホンが鳴った。
「はーい!」
部屋の窓を開け、顔をヒョコッと出してみると、ユミの姿が見えた。
「ユミー入っていいよー!」
ユミに向かってそう言うと、ユミは笑顔になって家の中へと入ってきた。
「おじゃましまーす」
「いらっしゃい♪」
笑顔でユミを迎えるあたし。
そんなあたしに、ユミは申し訳なさそうに言った。
「…今日はいきなりごめんね。沙夜のアドバイスが欲しくて…」
「絶対気にしないでいいってぇ♪…それより、相談って?」
「…うん」
ユミは少し顔を歪ませながら、静かに話し始めた。
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