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現在、オレは物凄く困っている。
それというのも今目の前にいる人達が言い争っているからだ。
「貴方はいつまで僕の綱吉君の近くにいるつもりなんですか??」
「君こそ早くここから消えてくれる??コレは僕のなんだから勝手に近づかないでよ」
そう、霧の守護者である六道骸と雲の守護者である雲雀恭弥さんだ。
「第一貴方は人と群れるの嫌いなんじゃなかったんですか??」
「群れと番は別だよ。そんなことも知らないの??」
「なら、いつ君と僕の綱吉君は番とやらになったんでしょうかね。」
「とりあえず君のいないところでだよ。それに、お前には関係ない。ね、綱吉」
「何言っちゃってるんですか。綱吉君は僕の物です。そうですよね、綱吉君」
「え、いや、オレは…(つーかオレに話しを振らないでほしい)」
オレは誰の物でもありませんから!!と、言って逃げたいところだが、応接室のソファに座り、しかも目の前に二人がいるため、とてもじゃないが逃げることは出来ないだろう。
今は一緒に帰る約束をした二人が迎えに来てくれることをただ願うばかり……
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