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「なんで…あんなに強い?俺は見たわけじゃねェが…一瞬だったそうじゃねぇか。」
『ああ、そのことですか?家が道場だったんです。』
蓮は近藤に使ったのと同じ言い訳を土方にもさらっと言い放った。
「道場…ねぇ、」
腑に落ちないようだがこれ以上聞くな、と蓮のオーラが語っていた←←
「蓮!!」
『うぉわっ!!って沖田隊長!?』
「蓮も飲みなせぇ、お前の歓迎会でさァ」
『って隊長酔ってるけど未成年でしょうが!!俺も未成年ですし、ねェ近藤さ…近藤さん?』
そう。蓮の目の前には宴会恒例となった白褌一枚の近藤が居たのだ。
誰だって固まるだろ、普通。
『ちょ、誰か助けt「総悟、降りろ。」…土方、サン?』
土方はため息をついて蓮の上で酔いつぶれていた沖田をどかし近藤に服を着せ始めたのだ。
『土方さん…お母さんみたい!!』
「はぁ?」
「「(トシ)(土方さん)がお母さん!?」」
蓮の科白を聞いて近藤が納得し、沖田が大爆笑したのは言うまでも無く。
翌日には沖田のおかげで蓮の「土方さんはお母さん」発言は屯所内に知らない奴は居ないと言う位広まっていた。
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