力の代償

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数日後 三崎実々(ミサキ・ミミ)は知人の葬儀に訪れた 「失礼します」 実々は棺を覗く、その遺体は人の形をしてはいなかった まるで、怪物に喰いちらかされたような 「まさか……ね?」 そんな遺体に気を悪くしたのか実々は早々に葬儀を抜け 自分の家に向かい、実々はある部屋に入った 「――お兄様?」 実々はそこで立ち止まるしかなかった 実々の兄はもう普通ではなくなっていた なぜなら、兄の部屋にいたのは兄の形をした血まみれた『何か』だった
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