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1971年4月18日。
俺は、茨城県の鉾田町という田舎町で生まれた。
体重2780gという、今の身長をそのまま物語る小さ。
そんな俺は生まれてすぐに、両親や親戚が頭を抱えるほどの大問題を起こした。
それは、異常なほどに舌が長かったこと。
母の話しによると、生まれて泣き止んだ俺は舌をペロペロだしながら笑ったらしく、その舌の長さは顎の下までとどくほどだったらしい。
先生は呼吸困難の恐れから舌先を切断したほうがいいと言ったらしいが、両親は生まれたばかりの俺を傷つけたくないと拒み、手術しないですんだらしい。
結局呼吸困難などは起こさなかったらしいが、親戚にはベロちゃんと呼ばれていたらしい。
当時、妖怪人間ベムベラベロという漫画が流行っていて、それと舌が長いことを掛け合わせてそういうあだ名をつけられたらしい。
舌は2歳位には普通の長さに戻ったとか。
それにしても、生まれてすぐに妖怪扱いなんてね。😓
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