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先生から手渡されたリオンの姿は、冷たくなった体 そして頭には帽子をかぶらせていました。私は笑顔で『リオンチャン お家に帰ろうねっ みんなリオンチャンを待ってるよっ』と話しかけました。そして先生方にお礼を言って病院をでました。娘を抱っこしたまま車に乗り自宅へ…
玄関の外には、リオンの死の看板が飾られ、私は受け止め切れず明るく振る舞い、親戚の方々の目には涙が…私は『リオンが帰ってきたんだから泣かないで、そんな暗い顔したらリオンは悲しむよ』と強がってみんなを安心させていた自分がいました。リオンを布団に寝かせ落ち着いた頃、みんなからの励ましに、いっきに涙が止まらなくなり二階の部屋に閉じこもり…リオンのそばにと何度も考えたすえ 築いたら布団のシーツを首に締めていた…不信に思った旦那は、部屋に来て私の姿を見て『〇〇〇が死んだらリオンは誰が見送るぅ お前しかリオンは喜ばんぜ しっかりしろ お願いやけん死ぬ事だけは考えんでくれ 頼む 俺も辛い、お前はその倍辛いてわかってる でも最後まで二人でリオンを送りだそう』の言葉で私は旦那に、泣き崩れ、ずっと私の側を離れず、ずっと支えててくれてました。リオンチャンの事を二人で語り、落ち着いた頃下に行き、リオンチャンに作ったプリンとミルクを祭壇におき、リオンチャンの好きな曲を流しました。♪世界に一つだけの花♪の曲には、リオンの思い出がいっぱい刻まれている曲です。生まれた時からずっと聞かせてた曲、大好きだった曲をもぉ一度一緒に聞きたかったぁ… 午後四時を過ぎた頃、友人、旦那の会社の人達、そして大勢の人が駆け付けてくれましたぁ。通夜の時間前には家に入りきれない人ばかりでした。リオンはこんな大勢の人達に愛されていた事にうれしかった…😭通夜が始まって少したった時、意識が朦朧となった私…みんなの声は『病院へ連れて行こう 救急車呼んでくれ』の叫び声に私は声も出ない状態でしたが、力を振り絞ってやっと出した言葉は『リオンの側にいなきゃだめ あたしがいなきゃリオンは淋しがるから』私はなんとしてでも、今倒れるわけにはいかない 頑張らなきゃの思いから、みんなにあいさつをどうにかできる状態までに… この日は予想もしなかった二百人の来客。リオンの事を愛してくれた人達😭本当にありがとうございました。
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