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それもそのはずで、片親しか居ないのだ。
ミイナはその事に不満はないし、母親が大好きだから全く気にしていなかった。
『大丈夫!ちゃんと見つけてくるから。』笑顔でそう答え、朝食を食べ終えた。
片付けを手伝い学校へ向かった。
いつもと変わらない授業に追われ友達との雑談が唯一の学校の楽しみだった。
長い授業が終わり、帰宅しようと校門の辺りまでくると後ろから友達が声をかけてきた。
『一緒に帰ろ!途中に美味しいケーキ屋さん出来たんだ。寄ってくでしょ?』
甘いものに目がないミイナは『もち、寄ってく』笑顔で返事した。
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