傷を負ったあなたを

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“その傷を癒して、もう一度高く飛べるようにしてあげる”と嘘をついて… 銀色の鳥籠の扉をゆっくりと開いた   体を震わせる君は、初めは少しだけ躊躇していたけど   入ってくれた…僕の嘘の中へと…     『もう逃がさない』     君は徐々に心を開く…皮肉にも扉は二度と開かれることはないのに…
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