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「良太郎…か俺は烏丸祐治。よろしくな」“どうも…あっそういえば人を捜してるんですけど…野上愁夜知りませんか?”「いや、知らないな」
良太郎はしょぼんとした
「ならその愁夜捜してあげるよ」“い、良いよ自分で捜せます。ありがとうございました”
良太郎はフッと消えてしまった
「不思議な人だったなぁ」
祐治は消えた良太郎を不審に思わずまた歩き出した
「浦上君、僕トイレに行って来るから先に戻ってて」「分かった…教室で待ってるからね」
「ふぅ…」
愁夜は用を足し手を洗って外に出ようとした……その時
“見つけた、野上愁夜”
「へっ?」
愁夜は周りを見た
“ふぅ…やっと見つかった”「うわぁっ!」
良太郎が愁夜の目の前に現れた
「う…浮いてる!」
良太郎は浮いており輪郭もボヤけてる
“僕は良太郎…君の前世”「前世?」
良太郎は愁夜の目の前に着地する
“実は大変な事が起きたの”「大変な事?」
良太郎は首を縦に振り
“まだ、詳しい事は分からないけど”
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