始まり

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          「浦ちゃ~ん」「何?龍灯」「……zzz」 とある教室内黒渕メガネをかけてる浦上雅紀 雅紀にくっついてる岡谷龍灯 机で豪快に寝ている稲葉金詑   「今日ね、新しい生徒が此処に来るんだって」「へぇ…女の子かな」「ムッ、浦ちゃん今いやらしい事考えてたでしょう?」「さぁ?」 ニヤリと笑った雅紀を睨む龍灯 「僕が好きなのは龍灯だけだよ」「本当に?」 雅紀は答えを言う代わりに龍灯にキスをした 「んっ…」「……これで信用出来た?」 わざと耳元で囁いた 「うん…浦ちゃん大好き♪」「僕もだよ」         ガラッ         「はいは~い席に着いて!」 教室にやって来たのは担任の中村 波留先生   「今日は新しい生徒が来たので紹介します。入って来て」     恐る恐る教室に入って来た野上   「はじめまして…野上愁夜です」   「……金詑はまだ寝てるの?桃架はまだ来てない」 波留は溜め息を吐き金詑を見た 「じゃあ愁夜は金詑の隣に」「あっ、はい」
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