始まり

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「何で…カギしたの?」「何でって邪魔されないように…だよ」 雅紀は愁夜の手を取り自分の方へと引き寄せる 「えっ…浦上く……んっ」 愁夜は雅紀を見上げたがそれと同時に雅紀はキスをした 「んあっ…浦上…くん」「雅紀…だよ愁夜」 わざと耳元で喋り愁夜はビクッとした                 ―僕は……嘘つきで……詐欺師……なん…だよ―             『また…だ…』           「んっ…チュッ」 雅紀は舌を入れ愁夜の舌を絡める その時雅紀の手はだんだんと下へと行き愁夜のズボンまで行った 「んっ……あっ駄目…」 雅紀を押し離れる 「美味しかった…愁夜の唇」「っ!」 クスッと微笑み愁夜の頬を触る 「浦上君って…詐欺師?」「ん~昔はそうだったみたいだよ」 愁夜はさっき見えた事を雅紀に言った 「昔?昔って、それにみたいって」「前世が詐欺師って校長に言われたの…そしてあのクラスに入った」     「あのクラスはね、特別なクラス何だ …前世を覚えていたり…それに深く関係した人達の集まり。あの波留先生もね」
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