離脱

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ウエポンベイから現れた2機のミサイル まだ実戦配備されていないステルス巡航ミサイルで、金属でできたエイのような形をしている。 この【AGM‐X2】の弾頭にも新型の特殊気化爆弾が内蔵されていた。 「退役まじかの揚陸艦と旧式装備の地上部隊とは言え、まさか味方にこれを使う事になるとは・・・」 「あの人に逆らったら次に死体袋に入るのは俺達だって事を忘れるな!」 「判ってる!さっさと発射して帰投するぞ!」 そう言うとB‐3のパイロット達は、発射準備を進めていく。 「衛星照準システム正常!目標a強襲揚陸艦エセックス」 「セット!」 「目標b集結中の地上部隊群!」 「セット!」 「なお現在目標周辺は無風!Bestconditionだ」 「了解!発射カウントダウン」 「3・・・2・・1」 「Fire!!」 ゴォォーオォ、!! 機体から切り離された2機のミサイルは、あっと言う間にB-3を追い越し夜の闇の中へと消えていく。 「ミサイル発射確認!これより基地へ帰投する!」 交信を終えたB-3も大きく旋回し闇の中へと消えていった。 同時刻 強襲揚陸艦エセックス艦僑 通信を終えたワドルは、消火指揮をしている艦長がいる艦僑へと向かっていた。 艦僑へ出ると、艦長が忙しそうに乗員に指揮している姿が飛び込んでくる。 ワドルは、その艦長へ話しかけようと彼の元へと歩み寄る。 が! ピカッ! ズドォォーオオン!! 不意に強烈な閃光が艦僑に差し込み、次の瞬間!地上部隊が集結しているであろう場所が紅蓮の炎に包まれた! 「!」 「何が起こった!!」 その場の状況を理解できずワドルは叫ぶ。 「判りません!地上部隊連絡途絶えました!連絡取れません!」 「ま・・・まさかルークが!」 そう呟いた時、エセックス全体が白い霧のような物に包まれ、それが巨大な火の玉へと変わり、物凄い爆音と共にエセックスは消滅した。
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