部活

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「徹平~遅刻しちゃうよ」 私は昨日と同じような感じで慌ただしく徹平と自転車で学校へ向かった。 「おは~」 麗子が自転車置き場で合流。昨日勝手に一人で帰った私に何もいわない。私を解ってくれてるからうれしい。 「おは」 当たり前に挨拶を交わして中学の時みたいに三人で教室に入った。 「百花部活何入るか決めた?」 麗子が思い出した様に聞いてきた。中学の時はバスケ部に入っていたが、何故かこの学校には女子バスケ部がない。 「麗子は…やっぱりテニス部?」 麗子は中学ではテニス部でキャプテンを務めるほどの腕前だった。 「そうだね~。てかなんで女子バスないんだろうね?男バスはあるのに。」 ほんと…実は学校見学の時は麗子に付き合ってテニス部を見に行ったから女子バスがないなんてきづかなかった。徹平が男バス見に行ってたから勝手にあるものだと思いこんでたんだよね…。 「ど~しよう…。」 「とりあえず色々見学するしかないよね。付き合うよ。」 麗子と私は放課後部活見学に回ることにした。
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