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マネージャー
マネージャー
…なぜか私はその響きだけで部活中皆のマドンナ的存在を想像してた。
「基礎練習とかはもちろんたまに混ざってバスケできるわよ?」
言葉巧みな誘いをかけてくる。
「…やります!」
私はバスケができるっていうだけでついつられて入部希望をだしてしまった。
「真面目に?」
徹平は驚いていたが私は気にしなかった。
「私は3年の小林美樹。よろしくね」
「はい!こちらこそよろしくお願いします。」
私はバスケができるうれしさから満面の笑みで答えた。
3年…
そういえばさっき体育館を教えてくれたあの人も先輩なのかな?校内を覚えてるってことはきっとそうだよね…。
私は部活を決めて安心したのと同時に、さっきの人の事を思い出していた。
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