黒い記憶

3/3
前へ
/272ページ
次へ
子供の体を触って何が楽しいのか… まだ子供だったからキスされてる事もわからなかった… 『パシャっ』 シャッター音が静かな部屋に響いた… 「ゆうちゃん…こっち向いて」 カーテンを閉めきった薄暗い部屋で裸にされた私…。 その見返りでお菓子や玩具やお金を貰い、 「これは誰にも言ったらいかんよ…」 と…口止めされた…。 悪い事をしている感覚は無く…ただ物やお金を貰えるというだけでおじさんの家に通った。 自分がされてる事の意味も知らないで…。 小学生になるまで続いた…。 小学生も中学年になると自分がされてる事の意味がわかりおじさんの誘いも断り…普通の小学生の生活を送っていた。 何度となくおじさんに付き纏われたけど親にも言えず…。 この頃から男の人が怖い…と思い始めた。
/272ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1747人が本棚に入れています
本棚に追加