醜いウサギ

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柔らかくて暖かい布団は、ウサギにとって初めての体験でした。   『これに火をつければ、この子も燃えるだろうな、みてみたいな。』   ウサギは笑いました。 「わたし、生まれて初めて友達ができたわ。」 女の子はウサギの考えていることもしらず、嬉しそうに笑いました。 『友達だって!!馬鹿な子だなあ!』
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