~戦い(命)~

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子供の頃目にしたテレビの向こう側。 「天国と地獄」 俺は気にしなかった。 弾丸の数だけ増える犠牲… 発射するだけ減る命… 幼き子供が銃を持ち、 「人が人を殺る」 それを見て泣く母親。 帰って来たのは… 息をしない我が子。 それを気にしない政治家。 自分等の手は汚さず、兵隊に任せるその思考回路。 市民はそれでいいのか? 裏ではまた兵器が生まれ、 それを喜んで買う政治家。 毎夜毎夜光る砂漠の空。 不安で眠れない市民(人) 兵器持って何になる? 出てくるのは… 後悔、罪悪、悲しみ、復讐心… 復讐… やられ、やり返すの繰り返し。 調印なんぞ遥か向こう。 「くだらない喧嘩はもういやだ。」 そう言ってやりたい。 「世界が平和であって欲しい。」 そう願いたい。 誰もが(人種) 国境(壁)を越え(言葉) 笑える日々を…
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