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それから時間はたち放課後。
グランドでは野球部サッカー部陸上部などが声を出して練習している。
その横の体育館で剣道部は練習をしている。
忍は剣道部に入っている。剣道は小さい頃からしていた。実力は言うまでもなく凄かった。
「メーン!!」
「バシッ」
「一本!!」
「いやぁ~やっぱり忍にはかなわないなぁ!」
「そんなことないですよ。」
今や忍は主将より強かった。
「忍やっぱりお前すごいわ!!」
田代も同じ剣道部で忍とよきライバルである。
「来年の主将お前で決まりだな!。」
「そんな事ないよ田代かもよ。」
「またまた,そんな事言っちゃって!!」
「まっいつかは俺がお前を抜いて主将になってやるがな!!」
「(笑)頼りにしてるよ!」
「そろそろ上がるか?」
「そうだな,今日も疲れたなぁ~」
「帰りコンビニでもよるか?」
「悪い!今日は付き合ってやれないんだ。」
「なんで!?.......わかった!!坂井だろ?」
「まーそんな感じかな!」
「照れるなよ!」
「わかったから早く帰れよー!」
「はいはい。帰りますよ!!忍!」
「なんだよ?」
「変なことするなよ(笑)」
「コイツ~!!」
「(笑)じゃーなぁ~」
「まったく.......+優+はまだ部活かな?」
忍は旧校舎にいくとまだ稽古をしていた。
優のクラブは演劇部で毎年大会で金賞を取っている歴史ある部活だ。
しかし,最近人が少なくなり大会にすらでてない。
それでも優は頑張っていつも練習をしている。
窓を覗くと,もくもくと練習する優の姿があった。
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